ニーズとウォンツの意味
ニーズとは、人間が感じる“満たされない状態”のことであるのに対し、ウォンツとは、ニーズを満たすための“具体的な商品やサービス”のことです。例えば、「お腹がすいた。何か食べたい」はニーズであり、「ラーメンが食べたい」はウォンツになります。
ニーズとウォンツの詳しい説明
マーケティングはモノが売れるための仕組み作りを行うことなので、そもそも顧客がどのような欲求を持ってどのような商品を欲しているのか考えることは、マーケティングを行う上で重要です。ニーズとウォンツはこれら顧客の欲求を示す言葉としてよく出てくるので、言葉の意味だけでも覚えましょう。ニーズとは人間が感じる“満たされない状態”のことで、顧客が持つ課題や目的であることが多いです。それに対し、ウォンツはニーズを満たすための“具体的な商品やサービス”のことで、マーケターが作り出すニーズを満たすための手段なのです。具体例を以下に記載します。
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ドリルを買う人が欲しいのは「穴」である
この言葉はマーケティングを勉強する人なら誰でも聞いたことがある言葉ではないでしょうか。ハーバード大学の名誉教授だったセオドア・レビットが1968年に“マーケティング発想法”という本で取り上げた言葉です。今なら分かると思いますが、この場合、顧客は「ドリルが欲しい」というウォンツを持っていますが、その背景には「穴をあけたい」というニーズを持っています。そして、質問することで更にニーズは深掘りすることもできます。
ここまで来ると、顧客のニーズは「子供が夏休みの工作で模型を作るため、小さな木に穴をあけられるもの」だと分かります。もし、あなたが営業担当なら、この顧客には「小さなハンドドリル」を勧めれば満足してもらえます。また、もし、あなたが商品企画担当者なら夏休み前に子供でも安心安全に使える「安心安全な小さなハンドドリル」を企画して良いかもしれません。このようにニーズとウォンツの概念を知ることで営業活動や商品企画などのマーケティング活動に役立てることができます。応用の仕方は自由ですが、常に顧客のニーズとウォンツは何か?このニーズを満たすには別のウォンツを提案することはできないか?などと考えるクセを付けると、仕事を勧めるヒントが得られるかもしれません。
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