文系就職 理系学生の面接対策 具体例

理系から文系就職する場合など、大学での専攻と志望する業界や職種がずれた場合には「なぜウチの業界にしたの?」って面接官に必ず聞かれます。もちろんその場合には熱い志願動機を語ってやればいいのですが、その熱い思いをロジカルに話せれば最高です。今回の記事では、面接官の「なぜウチの業界にしたの?」に対する対応策を記載します。

能力・関心・性格のフレームワークが最適

いつも述べていますが、前提として、ロジカルに話すにはミッシーを意識することが大事です。ミッシーをご存知ない方は一度、ミッシー(MECE)とはを読んでみて下さいね。簡単に説明しますとミッシーとは、物事をモレもダブリもないように分類、分解することを言います。今回の内容であれば、面接官の「なぜウチの業界にしたの?」の問いに対して、「〇〇に興味を持ったからです」と答えた場合、面接官は「じゃあこれまで大学で学んだことはもういいの?」や「興味だけで将来を考えていいの?」などハテナが多く浮かぶはずです。一方で、「私は物事を決断する時はいつも能力・関心・性格の三つの軸から判断するようにしており、その考えからこの業界と御社を選びました」と答えた場合、面接官はハテナが浮かぶと言うよりも、話を詳しく聞きたくなると思います。なぜなら業界を選ぶことに対して、能力・関心・性格の三方向から考えることは、ほぼミッシーになっており、面接官はツッコミどころ(ハテナ)が浮かばないからです。今回はこの能力・関心・性格のフレームワークを使用して、面接官の「なぜウチの業界にしたの?」に対する回答例を面接形式で記述しますので、是非面接やエントリーシートで参考にして下さい。

「なぜウチの業界にしたの?」に対する回答例

とある面接会場

面接官「・・・なるほど面白い趣味ですね。ところでA君の学部から弊社を志願する学生は少ないけど、なぜウチの業界にしたの?」

A君「それは自分の夢を叶えるためです。(熱い志願理由)」

面接官「おぉ確かにそれだとウチの業界、特に弊社があっていますね。でも決断に迷いはなかったですか?」

A君「正直なところ少し迷いました。でも自分の中で大きな決断を下す際にはルールがあり、それを参考にしながら決断しました。」

面接官「ルールですか?」

A君「はい。物事を決断する時はいつも能力・関心・性格の三つの軸で評価をするようにしています。」

面接官「面白いですね。確かに人が物事を決断する時はいつもその三つを無意識に考えているかもしれませんね。具体的にはどのように決断しましたか?」

A君「はい。まずは能力ですが、これは変動するものなので就職活動においてはあまり考えなくてもよいものだと思いました。社会では四十年近く働きますので、短い大学生活で得た能力よりもっと将来を考える上で重視すべきことがあるのではないかと思いました。」

面接官「能力を考慮してないからその学部から弊社を志願できるんですね。確かに能力は変わります。私も苦手だった英語を勉強してこの前TOEICの点数が大幅に上がりましたから。では、残りの軸で関心はどうですか?」

A君「これは、大きな関心に関しては今後も変わらないと思います。好きな漫画とか芸能人とか小さな関心はすぐに変わりますが、志願理由で述べました私の叶えたい夢は昔から一途に変わりません。なので関心は重視したいと思いました。」

面接官「なるほど。その夢はどうしても弊社で叶えたいですか?」

A君「はい。最後の軸の性格ですが、これこそ今後変わらないものなので、就職活動では重視しなくてはいけないものだと思っています。私の性格は○○○だと自覚しており、御社の社風は○○○だとOBの方から伺いました。そして私の性格では、御社のその社風でこそ最も力を発揮できると自負しております。御社に貢献しながら自分の夢を叶えたいと思います。」

面接官「そうですか。よく分かりました。・・・・・」

あとがき

ちょっとA君が堅すぎたかもしれませんがこんな感じです。 このように能力・関心・性格の三つの軸で物事を判断することはほぼモレもダブリもないミッシーな状態になっており、説得力が増すのです。
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本来であれば、この三つの軸が重なった部分で就職活動ができればいいのですが、人生は色々ですよね。私も学生時代は理系だったのですが、文系就職しました。就活の頃に自分の関心が理科に無かったのです。就活中で将来に迷っている人は、実際に一度、能力・関心・性格の三つの軸で将来を考えてみると正しい判断ができるかもしれませんよ。
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