前の記事で“都会(東京)勤務の志望理由 具体例で面接対策”についての記事を書かせていただきましたが、今回はその田舎推しバージョン。「希望の勤務地はありますか?」の質問に対して、田舎で暮らしたい場合の田舎推しの対応策を記述します。※前半部分のAさんは前の記事のA君と同じセリフを言いますが手抜きではありません。復習のためです!!
「希望の勤務地はありますか?」に対する回答例
とある面接会場 (今回、学生Aさんはメーカーで経理を希望している設定です。)
面接官「・・・ところでAさんはどこか希望の勤務地とかあったりする?」
Aさん「勤務地にこだわりはありません。なぜなら(どこで働いても自分の夢に近づけます的なこと言いましょう)・・・ただ、強いて希望をということでしたら田舎で働きたいと考えております。」
面接官「ほうほう。田舎を希望されるのは珍しいですね。なぜ田舎なのでしょうか?」
Aさん「理由は二点あります。一つ目が私生活のため、二つ目がお仕事のためです。」
面接官「社会人生活を私生活とお仕事の二つに分解して考えたのですね。詳しく聞かせて下さい。」
Aさん「はい。まず私生活ですが(ちょっと笑いながら)、やはり自然が好きだからです。都会のように人混みの中で休日を過ごすよりも川で釣りをしたり、緑の中でジョギングができるような田舎生活に憧れています。休日にしっかりリフレッシュして英気を養いたいので笑」
※ここではあまり硬くならずに素直な気持ちを伝えましょう。面接官に人間味のある奴だなと思っていただければ十分です。そして、それが結構重要だったりします。人間味のある奴がなぜ面接で高い評価を得るのかは“面接の暗記はしない方が良い。自然体で話すべき”に記載しております。
面接官「Aさんは意外と男勝りなところもあるのですね。私も学生時代は天文部に所属していたので、よく田舎まで足を運んで星を見ながら休日を過ごしていました。田舎はゆっくり時間が流れるのでリフレッシュできますよね。ではもう一点、お仕事のためともおっしゃっていましたが、そちらも詳しく聞かせて下さい。」
Aさん「田舎だと新入社員の私にでも任せていただける仕事の範囲が広いと考えたからです。」
面接官「仕事の範囲ですか?」
Aさん「はい。私は最初の配属では経理を希望しておりますが、いずれは自分の夢に近づくために他の職種も経験したいと考えております。田舎勤務では経理として入社した場合でも早いうちから品質管理や調達のような色々なお仕事を経験させていただけるとOBの方から伺いました。」
面接官「確かに田舎勤務ですと人が少ないので、経理として配属された場合でも他のお仕事もしてもらうことになると思います。実際に私の同期社員は昔、田舎の事業部の経理として配属されていましたが、人事制度の見直しや新しい工場ラインの立ち上げなどにも関与していました。」
Aさん「工場ラインの立ち上げまで携われるのですね。私も若い時期からそのような多くの仕事経験を積みたいと考えております。」
面接官「分かりました。では時間ですので結果の方は後日メールか電話でお伝えします。今日はお疲れ様でした。」
あとがき
田舎を希望される方は少ないと思いますがこのような感じです。実際に田舎は人が少ないので色々な業務を行うことになります。反対に東京などの都会オフィスでは部署や職種がかなり区切られているので、狭い範囲で仕事を行うことになります。ただ、これは文系就職の例であり、理系就職の場合は田舎ほど工場や研究所があり、今回の記事のようなことは言えません。ちなみに私も時々旅行で田舎に行くと2、3年くらいなら田舎で勤務してみたいなと思うことがあります。のびのび働きたいですね。
.
↑↑最近、YouTubeを始めたので、是非クリックして一度見ていただけると嬉しいです!↑↑
.
関連記事:
・就活で志願動機を話すポイント
・文系就職 理系学生の面接対策
・都会(東京)勤務の志望理由
・面白いグループワーク例題「のび太がクラスでモテるためには?」
・フェルミ推定の例題「マクドナルドの店舗数はいくつあるか?」
・フェルミ推定の例題「日本でカップ麺はどれだけ食べられているか?」
.
就活(学生向け)の記事一覧はコチラ
スポンサードリンク
就活の面接で「あなたの短所は何だと思いますか?」と頻繁に質問されます。これについて誰でも使えそうな回答例を思い付いたので今回の記事に記載します。結論、「私の短所は整理整頓が苦手なことです」と答えれば良いです。本来しっかり自己分析して自分にあ[…]