就活 フェルミ推定の例題「日本でカップ麺はどれだけ食べられているか?」

日本でカップ麺はどれだけ食べられているか?

グループワークや外資系企業の面接ではこのような問題を与えられることがあります。他にも「日本にマンホールはいくつあるのか?」「日本に美容師は何人いるのか?」などの問いが有名で、このような問題はフェルミ推定と呼ばれる方法で解くことができます。
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フェルミ推定:つかみどころがなく直感では見当もつかない数量を、知っている知識だけで短時間かつ論理的に概算すること

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フェルミ推定は就活以外のビジネスや生活の中でも役立ちますので、言葉くらいは覚えておきましょう。今回も私なりの解答例を記述します。それでは、1時間のグループワークを終えてワーク結果を発表するところから始めます。(そもそもグループワークが苦手な方は “グループワーク 進め方のコツを具体例で”も参照下さい)

解答例

では、発表させていただきます。私たちは日本で一年間に12億4000万食のカップ麺が食べられていると推測しました。 私たちはまず、「日本でカップ麺はどれだけ食べられているか?」というテーマでは期間がはっきりしないので、期間を一年間と定義しました。つまり、「日本のカップ麺の年間消費量」を求めることにし、以下のような式に分解しました。
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日本のカップ麺の年間消費量= 日本の人口 × 購入率×一人当たりの月間消費量×12

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購入率や一人当たりの月間消費量は性別や年代により大きく異なることが予想されるので、以下のような表を作成しました。
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日本の人口について

日本の人口をつぼ型の人口ピラミッドだと仮定し、それぞれの世代の人口を求めました。 この際、①日本の人口を1億2000万人、②男女比は1:1 、③0歳~20歳:21歳~40:歳41歳~60歳:61歳~80歳=2:3:3:2としました(下図)。
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例えば、 15歳未満(男)の人口を求めるのであれば、 1億2000万人×0.2×3/4×1/2=900万人 となり、
15歳~20歳未満(男)であれば、 1億2000万人×0.2×1/4×1/2=300万人 となります。このようにして表を次のように埋めました。
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購入率について

次に購入率ですが、女性よりも男性の方が購入率は高いだろうと、20代まで購入率は高くなり、そこから下降するだろうと予想しました。
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一人当たりの月間消費量について

最後に一人当たりの月間消費量ですが、男性の10代後半から30代までの方は二週間に1個カップ麺を食べ、40代以上の方は二カ月で3個程度のカップ麺を食べるだろうと考えました。また、それらの値は女性よりも男性の方が高いだろうと予想しました。
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まとめ

この表の値を下に表した式に代入することで、日本のカップ麺の年間消費量を計算することができます。

日本のカップ麺の年間消費量= 日本の人口 × 購入率×一人当たりの月間消費量×12
=15歳未満(男)の人口 × 15歳未満(男)の購入率 × 15歳未満(男)一人当たりの月間消費量 × 12 +・・・・・+60歳~80歳以下(女)の人口 × 60歳~80歳以下(女)の購入率 × 60歳~80歳以下(女)一人当たりの月間消費量 × 12

この計算結果より、私たちは日本で一年間に12億4000万食のカップ麺が食べられていると推測しました。以上で発表を終わります。ありがとうございました。

あとがき

いかがでしたか。カップ麺の年間消費量は見つけられませんでしたが、2018年度のカップ麺国内生産量は約39億食だったみたいです。(引用:https://www.instantramen.or.jp/data/)
なので、当たらずとも遠からずですね。フェルミ推定を使えば、世界中のあらゆることを算出できるので、慣れると楽しいですよ。次の記事では「マクドナルドの店舗数はいくつあるか?」について、こちらもフェルミ推定で問題を解いてみたので、興味のある方は是非チェックしてみて下さい。
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