リクルーターはいつどうすればつくのか?

自分の携帯に企業から「OB、OG訪問の形で会社説明や面接前のアドバイスをさせていただけませんか」などと電話がかかってきたら、それはリクルーターです。リクルーターがつくには大きく4つの方法があります。
(そもそもリクルーターとは何か?リクルーターが選考にどう関係するのかご存じない方は、先にコチラの記事から読んでいただければ理解が深まります)

(1)エントリーまたはエントリーシート提出後

企業側も競合他社と優秀な学生を奪い合っているので、就活開始時期から学生の囲い込みを行う必要があります。よって、東大や京大など超高学歴な学生に対してはエントリー段階でリクルーターをつける企業があります。また、エントリー段階では数が多すぎて学生の情報もほとんど分からないので、エントリーシート提出後にリクルーターを付ける企業もあります。エントリーシート提出期限の最終日を待たず、エントリーシートを確認した学生からリクルーターをつける場合もあるので、エントリーシートは早く出す方が有利です。(参照記事:エントリーシート(ES)の出す時期は早いほうが有利です)

(2)学校推薦でエントリーする

これは理系職に多いパターンです。特に対策は無く、学校推薦で受けた企業がリクルーター制度を導入して採用活動をしていれば平等にリクルーターがつくと思います。

(3)企業主催のイベントに参加する(特に学校別イベント)

エントリーする学生数が多いので、エントリーしてかつ自社に少しでも興味のある人にリクルーターをつけようという考えです。特に少人数の学校別イベントが最もリクルーターがつく可能性が高いです。なぜなら、リクルーターは大学別にチームを組んでいる場合が多く、自分のOB、OGにあたる学生を担当します。よって、学校別イベントにはリクルーターが自ら参加し、その後、学生に連絡するパターンが多いのです。

(4)インターンシップに参加する

理系の学校推薦を除き、文系職では最もリクルーターがつきやすいパターンです。企業視点では、インターンシップ参加のためのエントリーシート、面接選考、インターンシップ当日のグループワークなど、一通り学生を評価し終わった状態なので、安心して優秀な学生だと判断してリクルーターをつけられるのです。よって、興味のある企業のインターンシップは積極的に参加しましょう。
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