リクルーター面談や雑談は評価されているのか

リクルーターとの面談や雑談は本当に単なる雑談なのか、それとも実際は評価されていて選考フローに直接関わっているのか、疑問に思う学生は多いと思います。私自身、某大手企業でリクルーターを経験したことがありますが、結論、時間と場所をしっかり指定して行う1:1(もしくは少人数)の面談や雑談は一次面接か二次面接相当として行っている企業が多いです。つまり選考評価されています。これについて詳しく説明するために、まずは、そもそもリクルーターとは何か、リクルーターの役割について簡単に記載します。

リクルーターとは

リクルーターとは本業は採用担当者ではありませんが、新卒の就活時期に採用活動のサポートを任される社員のことです。新卒採用の時期は数か月しかないので、企業としては採用担当者を数名しか雇っていません。しかし、就活ピーク時期には大企業であれば数万人のエントリーがあるので、到底数名の採用担当者では採用活動を十分行えません。そこで、社内でリクルーターを募集して採用活動のサポートを依頼しているのです。リクルーターには大きく二つの役割があります。

(1)学生の動機付け

リクルーターは直接的に学生と接点を持って、面談の練習やアドバイス、会社説明や仕事紹介などをしてくれます。これらの活動を通して、学生に憧れを持ってもらい、自社の理解も深めてもらうことで学生の志願度を高めていくのです。

(2)学生の選考評価

恐らく、どの会社の公式採用ホームページにも書かれていませんが、ほとんどの大企業は一般的な採用フローとリクルーター経由の採用フローの二パターンがあります。

一般的な採用フロー
エントリーシート ➡ 一次面接 ➡ 二次面接 ➡ 最終面接
リクルーター経由の採用フロー
エントリーシート ➡ リクルーター面談 ➡ 二次面接 or 最終面接

リクルーター面談は数回ある企業もあれば、一度で終わる企業もあります。リクルーター面談の評価結果によって、学生を一般的な採用フローの二次面接か最終面接に振り分けます。もちろんリクルーター面談の段階で不合格と判断されると、その時点で不採用になります。企業としては、おおやけに採用担当者から面接を行うと公表しないので、経団連の決めた就活スケジュールより早く採用活動を行える。また、学生に近い距離で自社のアピールをしながら、学生の評価も行える。このような点から多くの企業はリクルーター制度を導入しているのです。

リクルーターはいつ評価しているのか

先ほど、リクルーターの役割は(1)学生の動機付け、(2)学生の選考評価の二パターンあると記載しました。リクルーターが学生を評価するのは(2)の時なので、それがいつなのか学生は理解する必要があります。基本的には選考評価は平等に行うため、どの学生も一斉に行います。よって、計画的に時間と場所をしっかり指定された1:1(もしくは少人数)の面談や雑談は全て選考評価されているものだと考えて挑んだ方が良いです。リクルーターが会話の冒頭で「私はアドバイザーなので採用選考には関係ありません」と言う場合がありますが、それは会社のルールに従って言ってるだけで、実際は評価されていると考えた方が良いです。

リクルーターが見ているポイント

企業側の視点で記載すると、リクルーターは社内で任命された後、採用担当部主催の採用戦略や就活全体についての説明会に参加します。そこで、採用担当者からどのような人を採用すべきかの評価軸を共有されるので、リクルーターも採用担当部も同じ評価軸で学生を評価しています。よって、リクルーターが見ているポイントを知りたい方は“面接官が見るグループワークと面接のポイント”の記事を読んでいただければ基本的には理解できます。しかし、注意いただきたいのは、リクルーターは皆が採用の素人なので、必ずしもマニュアルに沿った評価をできていない人が多いです。人によってはマナーに厳しかったり、話の盛り上がった人を選ぶ人もいるので、優秀な学生は冷静に一度リクルーターの性格を把握した上で、受け答えの方法を考えるのが良いかもしれません。

※今回の記事は必ずしも私の経験談ではありません。聞いた情報や私の単なる予想も入っています。皆様の就職活動に少しでも役立てたなら幸いです。
.
就活(学生向け)の記事一覧はコチラ


スポンサードリンク


次の記事

自分の携帯に企業から「OB、OG訪問の形で会社説明や面接前のアドバイスをさせていただけませんか」などと電話がかかってきたら、それはリクルーターです。リクルーターがつくには大きく4つの方法があります。 (そもそもリクルーターとは何か?リクルー[…]

当サイトのランダム記事2つ

変革のリーダーシップは変化の激しい環境下でリーダーはビジョンを共有し、メンバーの能力を引き出し、権限委譲を促進することで変革を実現できるという考え方が基本になっています。1980年代以降、アメリカの国際競争力低下を背景に、不確実性の高い中でも国際競争 […]

アダムスの公平理論は1965年にJ.ステーシーアダムスにより提唱されました。人は他人と比べて不公平がある場合、それを解消して公平な状態に近づくよう動機付けられるという考え方です。ブルームの期待理論では目標の達成率が高く、その目標達成が更に上の目標達成 […]



スポンサードリンク