面接の暗記はしない方が良い。自然体で話すべき

結論から書きます。面接で自己PRや志願動機のセリフを覚えるべきか迷っている方は多いと思いますが、セリフは覚えず、面接前に話の方向性を整理しておく程度で良いです。採用側の立場からして、最も確認したい部分は学生の人間性(内面)であり、セリフを覚えて発言されると、そこが評価し辛くなるので合格を出せなくなるからです。そもそもなぜ面接官は学生の人間性を確認したいのか、まずはこの理由について説明します。少し回りくどいですが「面接官は新卒者に何を求めているのか?」、「面接官は新卒応募者の何を見ているのか?」と順にひも解くことで理解が深まります。

面接官は新卒者に何を求めているのか?

そもそも採用には中途採用と新卒採用がありますが、即戦力が得られる中途採用ではなく、今の日本企業が新卒採用を好むのはなぜでしょうか。 まず大きな理由として、新卒採用は採用時期が統一化されているため、一度に多くの人間から選考できるというシステム上の利点があります。しかし、それだけではありません。新卒者の方が中途者に比べて若いため、未来へのポテンシャルがあるからです。実際に新卒者が中途者に比べて秀でているところはこれくらいしか無いです。

面接官は新卒応募者の何を見ているのか?

新卒者のポテンシャルに魅力があるのなら、面接では学生のポテンシャル部分を評価しなければなりません。その際、学生のスキル、人間性のどちらで判断するのが妥当でしょうか。圧倒的に人間性です。なぜならスキルはこれからも変わりますが、人間性は変わりにくいからです。例えば、英語は勉強すればどんどん話せるようになりますが、人間の性格などはなかなか変わりませんよね。未来を期待される学生達はスキルについては後から身に着ければ良いのです。よって、面接では学生の人間性を確認したいのです。(実際、人間性のどのポイントを確認しているか気になる方は”面接官が見るグループワークと面接のポイント“を読んでください。)
これまでのイメージをまとめると下の表のようになります。
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新卒者と中途者が企業から期待されることと面接で評価されるところ

自然体で話して人間性を伝えよう

本題に入ります。私自身、リクルーター活動を通して多くの面接を見てきました。その中で、面接内容をセリフで覚えている学生はロボットのような話し方になるので、どうしても内面が見え辛くなります。セリフを覚えた面接では自分のスキルを伝えるには最適かもしれませんが、自分の人間性を正確に伝えることは難しいと感じました。よって、面接では意識してセリフを覚えたりするのではなく、話の方向性のみ整理しておく程度で良いと思います。後は面接官と会話するような気持ちで挑んで、会話の中で自分の人間性を面接官に評価してもらいましょう。

私以外の採用担当者の意見

ある大手メーカーで本業として採用担当をしている私の友人が実際に次のようなこと言ってました。

「面接をしてどれだけ有能な学生でも、その学生の内面が分からないと次に通せない。ロボットの様にセリフ通りの言葉を次々話されて会話が進んでも、内面が分からないと次の二次面接官にパスできない」

面接官にとって採用は直接自分の功績に繋がってきます。逆に内面の分からないような学生を次の面接に進め、二次面接、最終面接で何かしでかした時には、その学生を通してしまった面接官の責任になってしまいます。そういった意味からも面接官は学生の内面を理解した上で合否を決めたいのです。

再掲になりますが、実際に面接官が学生の人間性のどのポイントを確認しているかは”面接官が見るグループワークと面接のポイント“に記載しておりますので、お時間あれば読んで下さいね。
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